2012年07月18日
奏楽堂2

前回の続き。
憧れの奏楽堂♪念願の奏楽堂♪
新奏楽堂は、素晴らしいホールでした!!
もっちろん、演奏も素晴らしい~☆☆☆
タンホイザー序曲から始まり、
ベルリンフィルのクラリネット奏者を呼んでの
クラリネット協奏曲あり、
フルートアンサンブルあり、
ホルストの組曲あり、
最後の締めは、CTスミス作曲の「華麗なる舞曲」

ほんと華麗で圧巻でした~☆☆☆
アンコールはエルガーのしっとり系♪
(曲の名前は分からず。。。スミマセン!)
「華麗なる舞曲」がド派手なだけに、
エルガーは妙に観客の琴線に触れたようで、
私もなんだか涙が出てきてしまいました。。。
後ろに座っていた男の子達(←たぶん藝大の学生さん)も、
同感のようで、
「華麗なる舞曲の後に、エルガーはルール違反だよ~~~」と
言っていました

もう、どの曲も良かったのですが、
私が一番印象に残ったのは・・・
「フルートアンサンブル」でした☆☆☆
まず1曲目は、「プリンク・プランク・スラップ・ポルカ」
この曲は、フルートの特殊効果を狙った奏法のうちの一つ、
「スラップ・タンギング」という、破裂音のような奏法(発音)が
ふんだんに使われていました。
フルートの現代曲を初めて聴いた私は
目と耳が釘付けに

お上品なフルートのイメージを覆す一曲でした♪
そして2曲目は「髭ボレロ」
これは、あの有名なラヴェルのボレロを土台にして、
日本人にはなじみのある有名曲をかぶせていました。
どんな曲がかぶっていたかというと。。。
・救急車
・笑点のテーマソング
・サザエさん
・3分クッキング
・NHK今日の料理
・ラジオ体操第一
・JRの駅ホームの曲
・結婚行進曲
ラジオ体操第一の時は、
指揮者もフルート奏者も、
体をグルングルン回して演奏

会場は爆笑の渦でした♪
そして、最後は曲のタイトル「髭ボレロ」の通り、
ドリフの髭ダンスの曲!
ドリフ世代としては、大興奮して聴いてしまいました!
(歳がバレちゃう(笑))
これらの曲が、ラヴェルのボレロに合うから不思議なのと、
最後の「髭ダンス」のときは・・・
髭ダンスの曲が土台となり、ボレロがかぶせられていました

なんという、凝った作り☆☆☆
プログラムを読むと、
「全身全霊で編曲に取り組みました」とのこと♪
みんなで、あーでもないこーでもないと、
時には意見がぶつかり合いながらも、それもまた
楽しい工程だったんだろうなァというのが、
聴いていて受け取れました。
髭ダンス、演奏している学生さん達は知らないはずなのに、
超~真剣に取り組み、そして、
あんなに楽しそうに演奏してくれて。。。(泣)
本当にどうもありがとう~~~
